アラサー男性、趣味多忙につき。

多趣味で金欠、忙殺されるアラサーの徒然日記

花束みたいな恋をしたし、映画でも見るとする

2024/02/09(金)

映画「花束みたいな恋をした」を見た。

hana-koi.jp

 

前の彼女と初めて一緒に見に行った映画。その時も映画としてすごく面白かったけど、実際別れたし改めて見てみようと思って配信で見直した。

前見たときは音楽とか映画好きだから主人公たちの趣味が合う嬉しさみたいな感覚に共感して、サブカルカップルがライフステージの変化とともに価値観が変わっていく切なさとか青春の美しさが素敵だなと思っていた、、、と思う。(だいぶ内容を忘れた)

 

 

2回目の感想。ツラいシーンもあったけど、思ったより晴れやかな気持ちで見られた。

二人で歩いた川沿い。一緒に見た映画。好きな音楽の話。偶然見つけたお店のお気に入りの焼きそばパン。二人で過ごした時間は笑いが絶えなくて、楽しい思い出に溢れて。辛いことを思い出してもこれからまたあるかもしれない楽しいことを思えば、今はダメでも、、と期待したくなる気持ちに自分を重ねてみてしまった。


一度別れようかと思ってしまった気持ちは"かさぶた"みたいになる、というセリフは、一度してしまったケガが治るかもしれないけれど、ぶり返して悪化してしまう可能性もある例えとして素敵だなと思った。一度頭に思ってしまったことを実行するかどうかはわからないけれど、心のどこかで引っかかってしまう。楽しかった思い出を集めて胸に抱えて別の道を歩む選択を出来るのは良いことなのかもしれない。


ふとしたときに心の中で家族との思い出のように懐かしく振り返って、にやっと笑って相手の幸せを願える。最後にはカラオケしてそれほど興味ない観覧車なんて乗っちゃったりして笑顔でさよならする、そんな大人も素敵だと思う。